地中海の小さな島国　マルタとキプロス９日間の旅

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＊＊＊　　地中海の小さな島国　マルタとキプロス９日間の旅　１　　＊＊＊

Page１

マルタ共和国１
イムディーナ　ラバト

Page２

マルタ共和国２
ゴゾ島

Page３

マルタ共和国３
ヴァレッタ

Page4

キプロス共和国１
ニコシア　ヒロキティア
トロードス

Page５

キプロス共和国２
ペトラ・トゥ・ロミウ
パフォス

＊＊＊　マルタ共和国１　イムディーナ　ラバト　＊＊＊

　　　マルタ島とキプロス島という小さな島国に行ってきました。マルタは地中海のど真ん中にあり、アフリカにも近いという微妙な
　　　場所にありながら割と安定しています。キプロスはキプロス紛争を経験しましたが、最近はこちらも安定しています。
　　　日本ではどちらもまだ、観光地としてはあまり知られていないようで、日本人も、中国人や韓国人もあまり見ませんでした。

　　　１，このページの写真は、２０１７年３月３１日に撮影しました。
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　第１日目（3/30）夜10時成田発のエミレーツ航空で、第２日目（3/31）にドバイ着4:15、ドバイ発7:55、キプロスのラルナカにて機内
　待機でマルタ着14:10、そのままラバト・イムディーナを観光、首都ヴァレッタに移動して、グランドホテルエクセルシオールに３連泊。

成田のエミレーツ航空ビジネスラウンジの写真２枚

エミレーツ航空ビジネスクラスの写真３枚

エミレーツ航空　最初の食事

エミレーツ航空　機内のビジネスラウンジ

ドバイ空港から見えた世界１の
高層ビルブルジュ・ハリファ

　　　　ブルジュ・ハリファ：全高（尖塔高）828.0 m、軒高（ビル本体の屋根の地上高）636.0 m。206階建て。（160階以上は
　　　　機械室であるため、実際は159階までしか入ることは出来ない）･･･出典：フリー百科事典ウィキペディア

　　マルタ共和国

今回の参加者はたった４人、ミニバスで充分でした。

黄色く咲いているのは春菊、現地の人は食べない。

最初に着いたラバトの町。

マルタ共和国は東京２３区の半分の面積に人口４０万人のミニ国家である。マルタ騎士団で知られるキリスト教国であるが、現地ガイド・
友子 Cassar さんによるとマルタ語の７割はアラビア語だそうです。1964年に独立するまではイギリス領、それ以前はナポレオンのフランス
領時代があり、その前は聖ヨハネ騎士団（後のマルタ騎士団）の時代で、さらにその前は1479年からスペイン領時代、すぐ隣にイタリアの
シチリア島がありながら、イタリア領になったことがないようです（古代ローマ帝国時代を除き）。西暦870年にアラブ人の侵攻を受け、1127
年にノルマン人が占拠するまでイスラム帝国の支配下にあった。それでアラビア語が残ったのでしょうが、ちょっと不思議な感じがします。

マルタに来る前、一番興味があったのは、アフリカに近いという場所柄、難民が押せ寄せてもおかしくないところと思っていました。
現地ガイド・友子 Cassar さんによると、マルタ近海の海底油田の権利をイタリアに譲ることによって、難民はイタリアが引き受ける
ことになったそうです。素晴らしい小国の知恵だと思います。（マルタ近海に海底油田は、まだ見つかっていない。）

マルタの主産業は観光だそうですが、イギリス領だった影響でほとんどのマルタ人が英語ができること、その上アラビア語が少しは
通じるようなので観光産業は今後、もっと伸びるでしょう。

　　ラバト　ラバトは城塞都市イムディーナの下町にあたります。街角の写真７枚。